第6回勉強会 2025.9.26
- 栗原 正明

- 10月1日
- 読了時間: 2分
🌿 SGきちこがLIFE 第6回勉強会ご報告
テーマ:「FP×AI- 人生設計の伴走における新しい可能性」
講師:栗原 正明さん
第6回勉強会は、FPとAIの伴走する取り組み方に関し勉強しました。是非お目通しください。
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SGきちこがLIFE勉強会 講義要約:FPとAIの伴走型活用
【FPとAI:これからの“伴走型”活用に向けて】
2025年9月のSG「きちこがLIFE」勉強会では、「FPとAIの関係性 7箇条」をテーマに栗原さんが講師を担当。FPとしてAIとどう向き合い、どう伴走するかという“実践的な視点”と“情熱”が詰まった60分となりました。
本講義の核心は、「AIを道具として使い倒すのではなく、“共に考える相棒”として関係性を築いていくべきだ」という思想です。特にChatGPTのような対話型AIにおいては、指示出しだけでは不十分であり、「自分自身の背景・価値観・目的」をきちんと共有しながら対話を進めていくことが成功の鍵であると強調されました。
■ 活用の具体ポイント(一部抜粋)
・AIに“自分自身の情報”を伝えながら育てることで、FP業務の伴走者として力を発揮
・「校正」だけの依頼は初心者向け。企画・構成段階から共作すれば最終校正は不要に
・文字数制限/時間制限など、AIの得意な構成条件を活かすことで効率UP
・複数のAIを使い分けるより、FP業務では1つのAIと深く信頼関係を築く方が有効
・素材の形式(Word, Excel, PPT, PDF, スキャン画像など)によってAIの精度は大きく変わるため、FP側の整備が重要
・特にFP提案書やレジュメは、AIの力で「ゼロから共作」する時代に
また、AIを有償で利用している理由についても、「大量の背景情報を継続的に覚えてもらうには有償であることが必須」であり、信頼関係や再現性のある回答の安定性を重視していると語られました。
講義終盤には、ChatGPTの“記憶機能(メモリー)”を活用したOCR×検索術についても紹介され、FP協会の厚い冊子を読み込ませて即時検索する“実務裏技”にも多くのメンバーが驚きの声を上げていました。
■ 栗原さんからのメッセージ(要旨):
> AIを対等なパートナーとして尊重し、顧客と向き合うのと同じ誠実さで接すること。
> そうすることで、AIも“提案書職人”として、FPの力を何倍にも高めてくれる存在になる。
今回の勉強会を通じて、多くのメンバーが「AIを使う」から「AIと共創する」ステージへの扉を開きました。栗原さんの経験に裏打ちされた言葉と実例が、AI活用に対する見方を大きく変える貴重な機会となりました。
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